MRI装置
特徴
頭部検査
頭部MRA検査では造影剤を使用しないで血管を映し出すことが出来ます。
頸動脈狭窄症や頭蓋内血管の狭窄や動脈瘤を見つけるため、頸部から頭蓋内の血管まで撮像しています。
乳房検査
乳房検査では乳癌の早期発見や手術前の癌の広がりを確認することが出来ます。
腹部検査
肝臓造影検査では肝転移やHCC(肝細胞癌)を確認する為、造影剤Gd-EOB-DTPA(商品名 プリモビスト)を使用し、撮像しています。
膵・胆管検査
膵・胆管検査では膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)や総胆管結石などの病変を確認する為、MRCPも撮像しています。
骨盤検査
骨盤検査ではUAE(子宮動脈塞栓術)の手術前の検査で子宮動脈の走行を把握するためMRAも撮像しています。
MRI検査を受ける患者さまへ
- MRI装置の狭い筒の中へ入っていただくため、閉所恐怖症など狭い場所が苦手な方には精神的な苦痛を伴うかもしれません
- MRI装置は強力な磁場が発生しているため、検査室内へ金属類の持ち込みは出来ません。また、体内に金属製の医療器具が入っている場合、検査を行えない事もあります。特にペースメーカーや人工内耳が埋め込まれている場合は検査が出来ません。
- MRI検査は非常に動きに弱く検査時間が比較的長いため、検査時間内制止できない場合は検査が出来ない場合があります。
女性の方へ
- 化粧品は出来るだけ控え、アイシャドー・マスカラなどは使用しないで下さい。
- 検査前に落としていただく場合もございます。
- 妊娠またはその可能性がある方は、事前に必ず主治医にご相談ください。