麻酔科
主な対象疾患
手術時の麻酔をはじめとする、患者さんの全身管理を行います。
診療内容・特色
麻酔の方法は、手術の内容や患者さまの状態によって選択されます。麻酔中は患者さまの状態をモニタリングし、安全性を確保します。
全身麻酔
手術中は意識がなくなる麻酔です。全身麻酔中は呼吸の補助が必要となるため、眠ってから気管に管、あるいは口腔内にマウスを挿入します。呼吸を通して吸収される吸入麻酔薬や静脈から入る静脈麻酔薬が用いられます。
脊椎麻酔(脊髄くも膜下麻酔)
いわゆる下半身麻酔です。背骨の腰のあたりから注射をし、脊髄神経の近くに局所麻酔薬を注入します。主におへそから下の部位の手術で用いられます。手術中は意識があります。
硬膜外麻酔
背中から注射をし、脊髄を包む膜(硬膜)の外側にある硬膜外腔というスペースに細い管を挿入します。そこから持続的に薬を注入できるので、術後の鎮痛にも使用されます。全身麻酔と併用することがあります。
医師のご紹介
松本 尚美まつもと なおみ
- 役職
- 麻酔科科長
- 専門分野
- 手術麻酔
- 資格
- 日本麻酔科学会認定
麻酔科標榜医 - 経歴
- 1994年 山梨医科大学医学部卒業
1994年~2022年 山梨医科大学付属病院麻酔科勤務
2023年より山近記念総合病院勤務 - ひとこと
- 患者さんにとって苦痛のない安全で安心な麻酔を心がけてまいります。